フリーランスITエンジニアのリスクとリスク対策(2)

フリーランス

フリーランスITエンジニアのリスクとリスク対策(1)で最大のリスクである案件が無いことについて書きましたがそれ以外のリスクとリスク対策について書きたいと思います。

リスク:保障が貧弱

フリーランスになると会社員時代には加入することができた厚生年金保険に加入することができなくなります。

厚生年金保険はご存知の方も多いと思いますが国民年金に上乗せされて給付される年金です。

そしてその保険料は会社が半分払ってくれています。

もっともこの半分の額は本来自分がもらう分だったのが支払いに回されているだけって説もありますが、いずれにせよ厚生年金保険が無いフリーランスは老後を迎えたときの保障が貧弱です。

そこでどんな対策があるかというと
普通に貯金、投資する他に確定拠出年金(iDeCo)が有力な候補だと思います。もちろん私もやってます。

加入すると個人事業主は月額6万8,000円(年額81万6,000円)まで掛け金を出すことができます。(投資信託や定期預金など運用商品を自分で選ぶ)

もしフリーランスになって20年続けてたとして損益がプラマイゼロだったとしても
81万6,000円×20年で1632万円となります。

しかもこの掛け金はすべて税額控除対象となります。

ただこれは運用商品によっては元本保証でなく、また60歳まで受給できないなどの制約はあります。

またこの他に小規模企業共済という制度もあってこれに加入することもできます。
こちらは掛け金上限7万円で確定拠出年金と併用可能。

あとは会社員は雇用保険に加入できますがこれもなくなります。

リスク:スキル面の不安

会社員だと社内の研修にも参加したり有料の研修も会社のお金で参加させてもらったりする機会があると思います。

この研修代って結構高いんですよね。経費になるとはいえフリーが自腹で払うのは痛い・・・。

しかし未経験分野のスキルを学ぼうと思ったら有効なのは間違いないと思います。

とはいえ今はネットに情報がたくさんありますし、実際の座学に比べて費用の安いオンラインスクールもありますのでなるだけ自力でやっていけるようにはなってるかと思います。

私もフリーになってから有料の研修はあまり行ったことがないですね。

致命的なリスクとは思いませんが会社員時代は研修なんて面倒くせーと思ってたかもしれませんがやめてからありがたみがわかるかもしれません。

リスク:相談相手がいない・孤独

会社員だと上司や同僚など相談する相手がいますがフリーになると当然そういう仲間がいなくなります・・・って
今回フリーランスエンジニアのリスクってどんなのあるっけと思ってリサーチしたらこういうのがあったんで書いたんですが自分自身今の今までこれについて気にしたことがありませんでした。

逆に同僚はともかく上司がいないのはメリットの一つかもしれませんし。

全部自分で決めないといけないというのはそうですが逆にいえば全部自分で決められるということなので必ずしもリスクとは言えないと思います。

あとフリーランスには孤独ってイメージがあるようですが常駐案件だったらやってることは会社員時代と変わりませんので感じることは少ないと思います。

ただフリーの仲間がいたほうがいいのはそうでしょうね。

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