今市場で求められてるプログラミング言語は?(2020/06時点)

仕事

世の中では今人気のプログラミング言語はPythonだとかGoがだとかいいますが
我々ITエンジニアにとって大事な実際の市場ニーズはどうなんでしょうか。レバテックでの募集案件を調べて考察してみました。

まだまだJavaが強い

よくこういう人気の言語ランキングなんかがあるのを見ます。

プログラミング言語人気ランキング2020、2位に「大躍進」したあの言語

Pythonが1位 – 2019年IEEE Spectrumプログラミング言語ランキング

低迷するPHP – 9月TIOBEプログラミング言語ランキング

最近はPythonが人気あるそうです。
でPHPは人気落ちてるとか。

でも実際の市場ニーズはどうでしょうか。

主観的に話してもしょうがないので実際の募集案件数を見るのが一番でしょう。
今はエージェント各社で募集案件を公開してますのでそれを見ればいいわけです。

例えばレバテックのサイトだと募集案件数はこうなってます。(2020年6月8日現在)

<ランキング>
Java・・・2031件
JavaScript・・・1431件
PHP・・・1283件
C#・・・556件
Ruby・・・539件
Python・・・505件
C++・・・317件
Swift・・・309件
Go・・・263件
C・・・223件
Objective-C・・・220件
VB.NET・・・201件
Kotlin・・・188件
※HTMLやSQLはプログラミング言語でないので除外
※今回はレバテックのサイトの募集案件を見てみましたが、他のエージェントサイトも同様の傾向だと思っていいでしょう。

まだJavaとPythonの差は4倍くらいあります
(Kotlinの件数も上がってますからJavaの件数からAndroidアプリの開発分は除いた数字を思って良さそうです。)

PHPもまだまだPythonに倍以上差をつけて上ですね。
当然古い案件も残ったままになってるんでしょうがPythonが人気といってもまだ圧倒的にJavaが上のようです。

Pythonと並んでAI向きとされているR言語も案件数はまだ少ないですね。

(JavaScriptも多いですがJavaScriptは単体で使われるよりJavaやPythonなどとセットになることが多いのでどちらの案件でもカウントされてこの数になってるんでしょう。)

もっとも単価はJavaやPHPよりPythonのほうが高いのは間違いなさそうです。

単価相場を比較より(2020/6/8時点)

やっぱりAIエンジニアは髙いからなと思ったらPythonの個々の案件の概要見てみると意外にAIのための開発より従来のシステム開発としての利用も多いようです。

(個人的にはAIのプロジェクトは単価は高いかもしれませんがまだ実験的な要素が強いので突然終わる可能性があって不安定なんじゃないかと睨んでます。)

結局市場ニーズがあるかどうかが大事

結局我々ITエンジニアにとってどんな言語が好きか嫌いかってのは二の次で大事なのは市場のニーズがあるかどうかなんですよね。

もちろんこれからニーズが増えるはずと予想してチャレンジしていくのは大事だと思いますが、ニーズ無さそうなものにチャレンジしていては時間の無駄になりかねません。

プロである以上市場ニーズの見極めは大事だと思います。

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